実施日:令和6年5月11日~12日
実施場所:三の塔~札掛周辺
宿泊場所:国民宿舎丹沢ホーム
参加人数:1泊参加者 24名 日帰り参加者 6名 スタッフ5名(中村、廣石、白鳥勝、学生2名) 講師(県職員)3名
5月11日 秦野駅南口8時30分集合、貸切バスで菩提峠へ移動
自家用車での参加者と合流後活動開始。
第一日目
菩提峠~二の塔~三の塔まで登山道整備とそれによる自然再生の様子の説明を受けながら歩きました。
三の塔山頂で昼食後、神奈川県湘南地域県行政センター農政部森林課の方から関東大震災から100年続く三の塔斜面水沢地域の治山事業
について説明を受けました。説明資料は最後に添付いたしました。
丹沢特に三の塔周辺の荒廃の原因は、関東大震災(1922年9月)及び三の塔付近を震源とする豆相地震(1930年11月)により
295町歩(東京ドーム63個分)の山地が荒廃しました。この復旧工事が100年続いています。
私が歩き始めた1960年頃の三の塔は崩壊のため赤い山でした。工事については添付資料参照してください。
二の塔への登り、整備された登山道 がれ場の登山道の緑が回復しました 三の塔山頂で富士山に出会う
森の学校は楽しい中にも基本は学習です。県の職員の方から地山など県が行う事業の説明を受けます。
県職員の方の説明は新設、丁重でした。
学習が終わり三の塔山頂での記念撮影 三の塔からヨモギ尾根の下り ヨモギ平から昔の道を札掛へ下ります
風薫る新緑の中を進みます。 森を抜けて林道へ出ると枯巨木が落ちていました 夜は理事長の丹沢の話
丹沢ホームまで歩いて一休み、日帰り参加の方はこれでお別れです。
多少の自由時間の後、入浴食事を済ませ、夜の部は中村理事長がプロジェクターで写真を見せながら丹沢の話をしました。
第二日目
林道や渓流で、森と生き物とのつながりを知る
朝食後堺沢林道を終点まで往復し自然観察を行いました。
治山堰堤の新旧比較、昔の堰堤は生き物が登れるよう高さを抑えて作られていた。
終点の渓畔林で、サンショウウオを探しました、さすがに子供たちより多くのサンショウウオを見つけました。
森の豊かさを感じました。食堂に集まり1分間スピーチ。
昼食後解散。バスで秦野駅に戻りました。
サンショウウオを捜します 見つけたようです
見つけたサンショウウオです 最後の1分間スピーチ
参考資料
関東大震災から100年続く治山活動の紹介 神奈川県湘南地域県政総合センター農政部森林課作成資料